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インタビュー

『ブリキ・ロボット、下北沢を救う』
I.マーティン監督が見た「東京」と「下北沢」(3/4)

この映画を通して、どんなことを伝えたいですか?

マーティン監督:この映画は、コメディというか、楽しんでもらえればそれでOKなんです。多くの人に「下北沢」のことを知ってもらえるきっかけになれば嬉しいですね。「よし行ってみよう」と思う人が出てくれば、それが一番嬉しい。

僕が思うに、多くの人たちは東京のいろんな側面を知らないと思うんです。もちろん僕だってよく知らない。始めのころ東京といえば秋葉原、新宿、渋谷、六本木だと思ってましたから(笑)。だけど、自分の足でいろいろ歩いてみると、本当に東京という都市にはいろんな街があるんだということがわかります。そういう街を歩いていて感じるのは、もうあと二十年もすれば、ほんのわずかなものしか残らないんだろうなという寂しさです。もちろん、企業も個人も経済活動をしないといけないからしかたがない部分があるというのはわかります。だけど、このような都市再開発を続けていったら何十年後かにきっと後悔する気がしてならないんです。

これはガイジンの意見として聞き流してもらっていいんですが、僕に言わせれば、いま日本はすごく「もったいない」ことをしていると思うんです。今ここにある街がもっている価値を理解してない人が多い気がします。この街を壊した先に何かもっとよい価値があるとは僕にはなかなか思えないのです。

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