歩きながら思うこと

はじめまして。ミチといいます。
下北沢で出会った人と猫、3人で暮らしています。
この運動に関わり始めたころ、2年ほど前でしょうか、
「かわらばん」を配布していて聴いた言葉が忘れられません。

「大きい道路ができるころには、どこか違う場所を探すよ」
自分たちが本当によいと思うものを作って、
堅実な商売をしているご夫婦。
「どこに行っても店はできるから」と言われ、
私はがっかり顔だったのかもしれません。
「再開発はいやだね。がんばって」
逆に、慰められてしまいました。

「再開発の見直し」は変化を拒むものではありません。
ながく営んでいる志しあるお店も、
新しいお店が生まれるのもまた、街の魅力です。
そして住んでいる人、働いている人、訪れる人、
たくさんの人で街はできています。
構成する存在はいつも同じではなくて、
その流れ自体がシモキタらしい。

いきいきと動いていた街が、
大きな道路で分断されたなら
高層ビルにどこかと同じようなお店が並ぶなら
シモキタの魅力が死んでしまう。
しかもその道路が、本当に必要なものでなかったら。
少なくとも、私がシモキタらしいと感じる場所は
ぐっと減ってしまうのだろう。
あ、立派なドコモショップができている…とか、
こんなことを考えながら、下北沢を歩いています。

あなたにとっての「シモキタらしさ」は、なんですか?

(ミチ)