去る4月22日(日)、統一地方選挙後半戦、下北沢がある世田谷区でも、区長選挙と区議会議員選挙が行なわれました。下北沢問題が、世田谷区においては重要な争点になっており、わたしたち“Save the 下北沢”もその結果に注目してきました。投票率は区議・区長選とも前回よりわずかに高かったものの41.3%と、都知事選の54.3%に比べるとかなり低いものでした。
“Save the 下北沢”は、区議会議員候補では、下北沢問題に長年尽力してきた木下泰之さんを全面的に応援してきましたが、前回より約1200票を上乗せし4330票を獲得、52人中25位と順位も上げ、無事
4回目の当選を果たしました。有権者がわたしたちの運動へ理解していただいた結果でもあると考えております。
さて、今回の区議選では、下北沢を地盤として立候補した4人は全員当選。木下さん同様、補助54号線計画へ反対の意思をはっきりと表明していた、共産党の中里光夫さんも4637票で20位となっております。その4名のうち反対を訴える候補が、推進する方よりも上位を占め、住民の補助54号線計画への賛否が明確になったと考えております。また、区議全体としては自民党候補が現職4人を含め11人が落選、定数52に対し自民12・公明11、与党で計23名と過半数を確保することができませんでした。反対を唱える候補が多く、若手の新人を多く含んだ民主党が11人当選し、大躍進をしました。
区長選では、開発を推進する現職の熊本のりゆき氏、見直しを主張する水間けんいち氏、中止を明言する鈴木よしひろ氏の3人が激しい争いを展開。結果としては現職の熊本氏が当選したものの、得票率は41.2%と過半数には遠く及びませんでした。
総合すると区長選では見直し・中止派が得票率で過半数を得、議会では与党が過半数割れとなりました。これは下北沢問題が、全国的に報道される機会も増え、世田谷区政への批判も高まったからだとわたしたちは受け止めております。さらにこの区長選の得票率と議会構成によって、従来まで行なわれてきた区政や議会における自公の独裁的な運営は難しくなるものと思われます。
“Save the 下北沢”は、今後も世田谷区議会の動きを注視して行きたいと思います。
■「世田谷区議会議員選挙・世田谷区長選挙 結果」のサイト
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00011712.html


